漱石『坊っちゃん』の読書会 （9/100）
地元での読書会、しかも東横線エキウエの図書館での、とってもご無沙汰の開催。ぼくが主催する読書会は、これで通算114回目になる。 ■ 取りあげたテキストは、漱石『坊っちゃん』。 さて。 「なあんだ」と即座に思った人のうち、…
20 読書会
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寄藤文平『デザインの仕事』を読んでみた 【感想文】
体験的仕事論、というジャンルが好きです。 著者の為人（ひととなり）がでていて、空理空論でなく体験から紡ぎ出された言葉に、確かさと自信しそれらに相反する不安と頼りなさとが同居し、そこには伸びしろがある。 それゆえに愛おしい…
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堀越二郎『零戦 その誕生と栄光の記録』 【感想文】
堀越二郎『零戦 その誕生と栄光の記録』（角川文庫）、読了。 宮崎駿監督作品「風立ちぬ」のモデルとなった零戦設計主任による、零戦開発エピソードである。初版は戦後２０数年して書かれた。 ぼくにミリタリの趣味はないが、堀越二郎…
31 名作読書
太宰治『人間失格』#2 【感想文】
「太宰治『人間失格』を読む」のつづき。 太宰治『人間失格』#1 ～読書ノート この小説は、主人公・大庭葉蔵の手記というかたちをとって進む。 「第一の手記」として幼年期の記憶からはじまり、青年期の「第三の手記」で終わる。前…
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太宰治『人間失格』#1 【感想文】
太宰治『人間失格』（角川文庫）、読了。 太宰に関しては、何を書いても、石が飛んでくるという気がする。これは、ぼくが臆病だから、とか、被害者妄想の気味があるから、というだけではない。ぼく自身、他人が太宰治をホメていたりする…
32 刺さる読書
カポーティ『冷血』 【感想文】
ときどき、なぜかこの小説のことを思い出す。 思い出すと、タイル貼りのひんやりした床に素足を思わず置いてしまったような感覚に襲われる。 トルーマン・カポーティ『冷血』（佐々田雅子訳、新潮文庫）、読了。 『冷血』をはじめて読…
31 名作読書
第157回芥川賞は沼田真佑「影裏」、直木賞は佐藤正午『月の満ち欠け』で決定！
大佛ダンジョーです。 第157回の芥川賞直木賞は次のように決定しました。 http://www.sankei.com/life/news/170719/lif1707190039-n1.html 第１５７回芥川賞・直木賞…
31 名作読書
WordPress吹き出しプラグイン。プラトン全集でやりたかったんです
大仏ダンジョンです。しばらくこの名前で行きます(ToT) 先日入手した、「プラトン全集」を少しかじりはじめました。 第13巻からですが、全集、重たすぎ。立派な凶器です。これがあと14巻もあるのかと思うと、一瞬クラッとしま…